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成果を上げる1on1ミーティングの極意とは?目的や進め方を徹底解説

 2020.09.10
 

部下のマネジメントに効果的な新しいミーティングのあり方として注目を集めている「1on1ミーティング」。

今回は、「正直、1on1ミーティングって何をやればいいの…?」というマネジメント層の方や若手ビジネスパーソン向けに、1on1ミーティングの基礎や進め方におけるコツを解説します!
 

 
 

1on1ミーティングとは?

 

 
「1on1ミーティング」とは、上司と部下が定期的におこなう1対1の面談(対話)のこと。

業務管理や人事評価などを目的とした従来の個人面談と大きく異なるのが、「部下のための時間」に重点を置いている点です。

例えば、部下が、職場における問題意識や業務以外の悩みを上司に相談することも珍しくありません。
 
 

1on1ミーティングのメリット

 
定期的に実施される部下とのミーティング。業務管理のため、評価面談のため、あるいは叱責するためなど、「上司である自分のため」のミーティングになっていませんか?

部下に寄り添うことのない「上司のためのミーティング」では、自発的に行動する部下が育たなくなるなど、むしろ弊害を引き起こしていることも……。

一方、「部下の成長」を目的とした1on1ミーティングは、上司が部下の話を傾聴するスタイル。

部下から上司への相談がメインとなり、結果的に自走できる部下が育てられるというメリットがあります。
 
 

1on1ミーティングの進め方のコツ

 

コツ①「支援型リーダーシップ」を目指す

 

 
これまで日本では、リーダーの指示命令に従うことを求めるトップダウン型の「支配型リーダーシップ」を主流としていました。

これに対し、部下と信頼関係を築き、部下の自主性を尊重するリーダーシップスタイルを「支援型リーダーシップ(=サーバントリーダー)」といいます。

1on1ミーティングを進めるうえでは、前提として支配型リーダーではなく支援型リーダーを目指す必要があるといえます。
 

 
とはいえ、皮肉なことですが、部下には自主性を求めながら、上司である自分が支配型リーダーになってしまっているケースがよく見受けられます。上司のリーダーシップのあり方は、メンバーの行動に大きな影響を与えるので注意が必要です。

例えば、支配型リーダーに従うメンバーは、上司に言われてから行動する、上司の機嫌を伺い、言われたことだけをするなど受動的になりがち。

その一方で、支援型リーダー型の上司を持つメンバーは、言われる前に行動したり、指示に対しても自分で工夫をしたりと、自主的な行動を起こすことができるのです。
 
 

コツ②頻度は多めに、週1?月1程度で実施する

 

 
上司と部下が1対1で面談する機会は、意外にも少ないもの。意識的に設定しなければ、人事評価面談などの年4回程度になってしまう企業もあるでしょう。

しかし、上司・部下間のコミュニケーションを促進し、職場における悩みなどを本音で話してもらうには、対話の機会を多く設けることが重要。1on1ミーティングは、多ければ週1、少なくとも月1回を目安に設定しましょう。

業務が忙しく、どうしても面談の時間を作るのが難しいようなら、部下とのランチでコミュニケーションをとるのもおすすめです。

 
 

コツ③ミーティング記録を残せるシート(カルテ)の活用

 

 
必須ではありませんが、ミーティング内容を忘れずに振り返るためには、ミーティング記録を残すのも有効です。

最近は有料の1on1ミーティング支援ツールも登場していますが、記録を残して進捗を追う目的なら、Excelやgoogleスプレッドシートを活用するだけでも十分でしょう。

 
 

1on1ミーティングを学べる書籍

 
最後に、1on1ミーティングについての理解を深めたい方におすすめの本を2冊紹介します!
 

シリコンバレー式 最強の育て方 ―人材マネジメントの新しい常識 1on1ミーティング―

 
「働きがいのある会社」3年連続1位の会社で1on1ミーティングを実証した著者が、1on1ミーティングの意義やノウハウを体系的にまとめた1冊です。

導入を前提に、著者の経験や事例がふんだんに紹介されているため、これから職場で1on1ミーティングを実践しようとしている方の入門書にぴったり。

部下のマネジメントに悩んでいる管理職の方はもちろん、コーチングやティーチングに興味がある方にも役立つ情報が満載です。

 
 

ヤフーの1on1―――部下を成長させるコミュニケーションの技法

 
ヤフーの組織を活性化させた毎週1回、原則30分の「1on1ミーティング」のメソッドを公開した本。「才能と情熱を解き放つ」というヤフーのコンセプトを達成する手段として、1on1が紹介されています。

1on1ミーティングの実際のやりとりをスクリプトとして公開しているため会話のイメージがしやすく、読者も実践しやすいのが特徴。

部下を成長させるコミュニケーションの技法だけでなく、ヤフーという企業のあり方についても知ることができる1冊です。

(H2)職場で1on1ミーティングを実践しよう!

部下の本音を聞けるだけでなく、自走する部下の育成をサポートしてくれる「1on1ミーティング」。

マネジメントに苦戦している方は、ぜひ自分が目指すリーダー像が「支配型」でないか見直しつつ、「部下のための時間」としての1on1ミーティングを取り入れてみてはいかがでしょうか?

また、弊社では、支援型リーダーシップの開発を目的としたワークショッププログラムもおこなっています。ご興味のある方は、こちらからお問い合わせください